ほのぼのデザイン

デザイン・イラストレーター・カメラ全般のブログ

Part1 :chapter1 adobe Illustratorについて

こんにちは!

今日からまずIllustrator(以下イラレ)についていろいろお話ししたいと思います。

ちょっと長くなります笑

 

イラレadobe社から提供されているグラフィック用のベクトル系ソフトです。

っていきなりベクトル系ソフトってなんじゃ!?ってなりますね、すいません汗

 

大まかに言いますと2次元グラフィックソフトには

ペイント系ベクトル系の2種類に分けられます。

ではそれぞれの違いを見ていきましょう。

 

ペイント系ソフト:代表ソフト(Photoshop・SAI・Clipstudio等)

Photoshopに代表されるペイント系ソフトは小さな点の集合体(ピクセル)で描かれた絵(写真)のことです。これらの特徴としましては拡大すると画像が荒くなります。パソコンで写真を拡大したとき、拡大しすぎてギザギザに見えた経験はないでしょうか?あれはまさに拡大することによって小さな点がはっきり見えてしまっているのです。

 

ベクトル系ソフト:代表ソフト(Illustrator)

一方でIllustratorに代表されるベクトル系ソフトは座標同士を点と点を結び図形等を描くため、イラストレーターで描かれたイラストはどんなに拡大しても画像が荒くはなりません。ただ、ベクトルデータの場合、何万色もの色を使うような写真の表現、または多色によるイラスト等はベクター系ソフトで描くのは向いていません。そういう表現はペイント系ソフトの方が得意でしょう。

 

う~ん・・・まだピンとこないという方!下の図をご覧ください。

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 同じハートのイラストですがそれぞれベクトル系とペイント系ソフトで描いています。

両者の一部を拡大してみました。左のベクトル系のハートは拡大しても滑らかですが、

右のペイント系で描かれたハートは拡大するとシャギーと呼ばれるギザギザが見えるのが分かります。これはベクトル系のハートが座標点の数式であらわされてるのに対して、ペイント系ソフトは小さな四角を集めて一つの絵にしたという感じです。

 

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ペイント系のイラストは縦横30個の小さなマスを黒塗りにて丸を表現、一方はベクトルデータは数式データなのでマスとか関係なく単に点の集合体が集まって線になっているというとイメージしやすいでしょうか。

 

いかがでしたでしょうか?

ここまでで押えるべきポイントは

・ベクトル系ソフトで描かれたイラストは拡大しても、荒くならないが、ペイント系ソフトで描かれたイラストは拡大すると荒くなる。

・写真や何万色もの色を使うイラストはベクトル系は苦手でピクセル系の方が得意。

 

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