Part1:chapter 3 Illustratorの立ち上げ方
このチャプターで学ぶこと:Illustratorの立ち上げ方
難易度★☆☆☆☆
こんにちは!前回の記事で
Part1 :chapter2 adobe Illustratorをダウンロードしてインストールしよう
でIllustrator(以下イラレ)をダウンロードできたでしょうか?
ここからはイラレの基本操作を覚えていきたいと思います。
まず、イラレを開いたら下のような画面がでてきます。
赤枠で囲った新規作成ボタンを押します。
今回は一般的なサイズA4サイズをベースに学んでいきます!
赤枠で囲った上方にあるタブ1.印刷を押し、2.A4を選択、最後に3.作成をクリック。
※注意!この時、黄色で囲った方向とカラーモードに注目してください。今回は縦向きで作成しますので、黄色で囲った左側を選択しました。
またカラーモードについては後に説明しますが、今回はCMYKを選択しておいてください。
作成をクリックすると、このような画面がでてきます。真ん中の白い範囲が印刷範囲です。印刷範囲とは文字通り、プリンター等で印刷したときに写る範囲で、白い四角の範囲内が印刷されます。白い範囲からはみ出ると、はみ出た部分は印刷されません。
白い範囲外も使えますが、基本的には白い範囲を意識して制作していきます。
画面の左側に注目してください。
このようなアイコンがいっぱい並んだ、一覧表がありますね。これがツールパネルと呼ばれるもので、基本的にイラレはこのパネルを使い、用途によって使い分けていきます。
ツールパネルのアイコンのそれぞれの機能については、いきなり一度に説明しても多分、なんのこっちゃ!?ってなるので、次の章で徐々に説明していきたいと思います!
※先ほどカラーモードはCMYKを選択をえらびましたが、イラレで使うカラーモードは
RGBかCMYKです。
!?となった方もいらっしゃいますでしょうから、簡単に説明しますと、
・RGBとはR=赤(Red)、G=緑(Green)、B=青(Blue)のことで光の三原色のことを指す
・CMYKとはC=シアン=(Cyan)、マゼンタ=(Magenta)、Y=イエロー(Yellow)、K=(Black)のことで色の三原色を指す
光の三原色と色の三原色について学校で学んだ事があるかもしれませんが、両者それぞれ色の表現の違いで、パソコンやテレビは光の三原色で表現されているのに対し、インク等を使う印刷物は色の三原色で表現されます。
RGBとCMYKの細かい違いや理屈についてはちょっとややこしいので割愛しますが、
とりあえず覚えておいてほしいのは
・イラレで印刷物を作成する際は、カラーモードを必ずCMYKに設定する
ということです。
理由はRGBとCMYKではそれぞれ色の再現できる範囲が違い、例えばRGBで表現できる色がCMYKでは上手く表現できないことがあります。
表現できないとRGB(パソコン上で見る)では鮮やかなのに、CMYK(印刷した時に見た色)ではくすんだ色になったりします。
このような事態を防ぐためにもイラレを使って印刷物を作る際は必ずカラーモードをCMYKにしましょう!
いかがでしたでしょうか?
ここまでで押えるべきポイントは
・イラレの印刷範囲は白い部分
・色の表現には光の三原色(RGB)と色の三原色(CMYK)がある
・イラレで印刷物を作る際はカラーモードは必ずCMYKに設定する
やっぱりまだよくわからん!って方は
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件名に「教えて!」と記載して文章に分からないことをお書きください。
分かる範囲で分かりやすくお教えいたします*1
ではではノシ
*1:ノェ`*)っ